笹川の現状(平成29年度)Ver1.1

目 次

はじめに                   ・・・・・・2

第1章 笹川団地の概要

1 四郷地区に位置する笹川団地             ・・・・・・2

(1) 四郷地区の歴史            ・・・・・・2

(2) 笹川団地の特徴                        ・・・・・・3

2 笹川地区住民人口の動向                 ・・・・・・4

(1) 笹川人口ピラミッド                    ・・・・・・4

(2) 笹川高齢化率年度別推移               ・・・・・・4

(3) 笹川地区高齢化率                    ・・・・・・5

(4) 家族構成・世帯の状況                 ・・・・・・5

(5) 笹川団地における外国人の割合          ・・・・・・6

(6) 介護予防給付の状況                   ・・・・・・7

(ア)笹川介護予防(要支援1・2)給付受給者数

(イ) 要支援者のサービス利用状況表

(ウ)要介護認定者数(平成28年度)

第2章 笹川地区の社会基盤

1 社会基盤の現状と課題                   ・・・・・・9

(1) 自治組織の状況

(2) 公共公益施設の状況

(3) 社会基盤施設の状況

(4) 防災・防犯の状況

まとめ

参考資料

1、各丁年齢別区分              ・・・・・10

2、四郷地区高齢化人口年度別推移       ・・・・・11

3、笹川地区高齢化人口年度別推移             ・・・・・12

4、笹川高齢化率年度別推移                   ・・・・・13

5、笹川各丁別区分認定者数                   ・・・・・14

はじめに

笹川団地は、団地創設以来50年以上が経過し、高齢化、少子化が進んでいます。 又、人口の2割近い外国人との共生を進めています。

笹川団地が「いつまでも安心して快適に暮らせるまち」としてあり続けるために、過去の歴史から現在の状況をまとめました。

第1章 笹川団地の概要

(1) 四郷地区の歴史

四郷地区は、三重県四日市市の西南部に位置し、人口は約2万4千人です。

 

・生いたち   明治22年市町村制施行と同時に四郷村が誕生しました。

荒れ地を田畑に切りひらき、大根をつくったことから漬物産業が興りました。また、明治、大正にかけて、製糸メリヤス等の繊維工業や製茶工業、醸造工業が大いに盛んになり、四日市銀行室山支店の開設、三重鉄道の四日市―八王子間の敷設と相まって、著しい発展を遂げ昭和18年9月、四日市市となりました。

この地方は東日野、西日野、室山、八王子村を四郷谷と称したといわれます。室山は、行基菩薩の弟子がこの地に無漏山宝蔵寺を建立し、この頭の二字をもって村名したしたといわれています。また、八王子の由来は、昔、稲田毘売命(いなだひめのみこと)が、五男三女の神を生んだことということから八王子と改めたものであろうと伝えられています。

この四郷地区は、明治期から昭和にかけて、醸造、製茶、製糸業を中心に産業地域として栄え、今なお古い街並み、工場や建物などが、昔の名残りをとどめています。

また、天白川の南には、上図の大住宅団地の笹川地区があり、西には住宅団地の草分けとして開発された高花平地区があります。

高花平地区の西には、小林町の広大な野菜畑が拡がり、つづいて、一面の茶畑の背景には、雄大な鈴鹿山系が眺望できます。

(2) 笹川団地の特徴

笹川団地は、昭和39年(1964年)に四日市市都市計画泊山南部丘陵団地土地区画整理事業として、日本住宅公団と、土地所有者が共同で丘陵地帯一体を利用し163ヘクタールを造成し、昭和43年(1968年)に完成しました。

笹川団地は、四日市市の西南部に位置し、4,116世帯9,815人(平成29年4月1日現在)が住んでいます。(平成28年4月1日現在4,379世帯9,973人)公立保育園2、幼稚園1、小学校2、中学校1があり県下有数の大住宅団地です。
転入者の構成は、石油コンビナート勤労者、名古屋の通勤者、四郷土地所有者の優先分譲者などで、また公害被害者の転居先でもありました。30代から40代が中心でした。

2 笹川地区住民人口の動向

笹川の人口は、9,815名です。

0-14才の人口は1,130名、15-64才の人口は5,424名、65才以上は、3,261名でうち75才以上だけみてみると1,458(15%)名となっています。上表1では、65才から69才までが967名となっています

現在60才~64才の人は575名おり、5年後の65才以上の人は3,836名(39%)となる。10年後、55才~59才の人568名が加わり4,404名(45%)となります。

(2)笹川高齢化率年度別推移

笹川の人口9,815名を65歳以上3,261名で割ると、図2のように33%を超えており、この増加率から見ると今後5年間で40%に近づくことが推察されます。

(3)笹川地区高齢化率

町名 後期高齢者数 高齢者数 人口
笹川一丁目 189 20.10% 403 42.90% 940
笹川二丁目 78 17.00% 169 36.70% 460
笹川三丁目 130 17.20% 271 35.90% 754
笹川四丁目 155 20.20% 341 44.30% 769
笹川五丁目 109 24.50% 204 45.80% 445
笹川六丁目 89 25.00% 175 49.20% 356
笹川七丁目 132 18.30% 289 40.10% 720
笹川八丁目 150 19.80% 329 43.40% 758
笹川九丁目 90 19.50% 193 41.90% 461
笹川計 1,122 19.81% 2374 41.92% 5,663

UR
町名 後期高齢者数 高齢者数 人口
笹川六丁目 14 10.40% 32 23.90% 134
笹川八丁目 91 9.00% 231 22.70% 1,016
笹川九丁目 139 8.50% 366 22.40% 1,631
笹川計 244 629 2,781
県営
町名 後期高齢者数 高齢者数 人口
笹川三丁目 20 12.10% 37 22.40% 165
笹川九丁目 59 11.10% 174 32.60% 533
笹川計 79 11.32% 211 30.23% 698

笹川各町の戸建、UR、県営別に後期高齢者率を見てみると、表2・3のようになります。戸建の笹川5・6丁目は25%と4人に一人が後期高齢者として生活している実態が伺えます。URや県営は10%台となっています。

(4) 家族構成・世帯の状況

笹川地区防災意識調査(平成26年11月)資料より図5をみると、独り暮らし、夫婦のみの世帯が50%を超えています。

住宅事情:個人住宅数2314、賃貸住宅数:2475(内:公団1725、県営385、アパート365)

同調査の図6からは集合住宅の一人暮らしが多く、生活把握、災害時支援の把握の課題が見られます。

(5)笹川団地における外国人の割合

ア:笹川団地における外国人の過去5年毎の推移

総数 日本人 外国人 比率 出来事
平成 3年度 13,578 13,514 64 0.5% 平成2年入管法変更
平成 8年度 13.038 12,701 337 2.6%
平成13年度 12,884 11,107 1,777 13.8% UR内治安悪化UR内立入不可
平成18年度 12,501 9,804 2,697 21.6% 多文化共生会議開始
平成23年度 11,022 8,969 2,053 18.6% 防犯パトロールで駐車違反減少
平成27年度 9,973 8,488 1,485 14.9%
平成28年度 9,815 8,292 1,523 15.5%

約10年前がピークで、現在では笹川人口の15%に減少しています。

イ:四日市市内における笹川団地の外国人の比率

総数 日本人 外国人 比率
笹川 9,973 8,488 1,485 14.9% 平成28年3月末現在
9,815 8,292 1,523 15.5% 平成29年3月末現在
四郷 23,800 22,021 1,779 7% 平成28年3月末現在
23,553 21,700 1,853 7.9% 平成29年3月末現在
四日市市 312,115 304,228 7,887 3% 平成28年3月末現在
311,672 303,333 8,339 2.68% 平成29年3月末現在

表2から、四日市市内に居住する外国人の比率と笹川を比較すると約5倍となっています。日本人の人口は減少しているが、外国人の人口は増加しています。

(6) 介護予防給付の状況

(ア)要支援1・2年度別推移

笹川の後期高齢者(75才以上)は表1に示すように1,458(15%)名となっています。 上図7では、28年度に急激に要支援者数が増えています。

(イ)要支援者のサービス利用状況表

図7と2名の差はサービス利用状況の差から生じています)

上図8では、181名が介護予防サービスを受給しています。

平成29年度から要支援1・2の人たちが介護サービスを受けられなくなる可能性があり、要支援者を積極的に受け入れられる地域の受け皿づくりが急務となってきています。

(ウ)要介護認定者数(平成28年度)

第2章 笹川地区の社会基盤

1 社会基盤の状況と課題

(1)自治組織の状況

世帯数4,116世帯、2526の自治会長(平成29年4月1日現在)で成り立っています。

老人会は、笹川緑風クラブ(46)、笹川老人クラブ(129名)、笹五会(97) の3グループ、ふれあいきいきサロンは、6か所となっています。

*住み慣れた地域の中にあって、気のあう仲間と楽しい時間のすごせる場所:

「桜の会(1丁目)」「和みの輪(4丁目)」「ふれあいサロンわかさ(7丁目)」

「微笑(8丁目)」「「かがやき(9丁目)」「笹川ポプラの会(地区社協)」

(2) 公共公益施設の状況

団地周辺には、あすなろう鉄道(北東)、南部丘陵公園(南東)、総合医療センター(東)、四日市市南消防署南分署(南東)、四郷交番(北)、四郷在宅介護サービスセンターなどがあり、団地内には、笹川西公園、笹川東公園、多文化共生サロン、学童保育などがあります。

(3) 社会基盤施設の状況

笹川団地の特徴は、傾斜地が多く、高齢になれば買い物や通院等に支障が多いところです。朝夕は、笹川中央通りの通り抜け車両が多く、渋滞を避け、脇道への回避車両が多くみられます。(今後、国道1号線への連結が想定され車両増加が想定される)

(4) 防災・防犯の状況

防災は、各丁で公園内に防災倉庫を整備しており、笹川全体の防災訓練、各丁の防災訓練が年1回行われています。(平成27年度に災害対策本部、避難所マニュアルの見直しを実施)

防犯は、笹川安全なまちづくりパトロールが月2回地域住民のボランティアで実施されています。

まとめ

笹川では、住民の高齢化が進み、医療的ケアを必要とする方々が増え「サロン事業」は重要な地域資源となってきています。

また、サロン利用者は、様々な利用者が増加し、多面的、個別的な支援の機能が求められることも想定され、防災体制の見直しなど現場課題が山積しています。

私たち「笹川」はこれからの市の地域福祉の施策の行方がどうなっていくのかを注視するとともに、私たちがこれからどうしたいのか大いに議論し、笹川団地のあり方を発信していき、その思いを関係者に伝えていくことが大切と考えています。

参考資料

1、各丁年齢別区分

2、四郷地区高齢化人口年度別推移

平成24年度を100とし、平成34年度の75歳以上の増加率を示した図です。

3、笹川地区高齢化人口年度別推移(各年度4月1日現在の人数)

平成24年度を100とし、平成34年度の75歳以上の増加率を示した表です。

4、笹川高齢化率年度別推移(各年度4月1日現在の高齢化率)

笹川8、9丁目はURや公団を含めて平均化されているため高齢化率が低くなっている。今回、戸建、UR別に高齢化率を出している

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